ユリさん(50代女性)の体験談

5年前、元夫が不倫して離婚しました。
結婚年数20年、子供二人(大学生と高校生)がいたうえでの体験談です。

不倫を疑い始めたきっかけ

元夫の行動を疑い始めたのは、休日に訳の分からない理由を付けて出かけたがることが増えたり、電話をかけてもつながらない時間が増えたり、やけにファッションや体型を気にするようになったからです。

決め手は、何度も元夫のワイシャツにファンデーションがついていたことでした。

子どもたち(娘と息子)に言おうかどうか迷いながら、インターネットの情報を参考に日記を付けることしかできませんでした。

意外なことで踏ん切りがついた

悩んでいることしかできない日が続きましたが、意外な展開が訪れました。

それは、娘と息子から「お父さん、絶対に不倫してるよ」と言われたことです。
娘も息子も、お互いおかしいと気付いていて、二人で調査をしていたようでした。

何をきっかけに気づいたのか聞くと、どう考えても不倫相手と話しているとしか思えないような電話を耳にしたと二人とも言っていました。

父親がそのような会話をしていることに、嫌悪感しか持てず、娘は「吐き気がした」と言っていました。

初めは再構築を望んでいた

私はパートしかしておらず、年齢を考えても今から正社員として働くのは難しかったので、経済的な面を理由にやり直そうかと思っていました。

娘と息子は「徹底的に調査して証拠をつかんで制裁を与えるべきだ」と言っていましたが、私はお金の心配があって踏み切れないと子供たちに話しました。

それに対し、子どもたちから「不倫するような父親はいらない。不倫は病気だから一回別れてもまた繰り返す。お金を理由にまた苦しんでもいいの?」と言われ、目が覚めました。

お金の心配はありましたが、娘と息子が社会人になるまでのお金はパートでもなんとかなりそうでしたし、
娘から「お金は二人から慰謝料としてふんだくればいい。父親は養育費を出す義務もあるはずだ。」と言われたので、どうにかなるような気がしてきました。

子どもたちの徹底的な調査

子どもたちは、私の知らないところでいろいろと調査をしていてくれました。

まずは、不倫相手と思われる女の名前や住所、携帯電話の番号を手に入れていました。

元夫は、不倫している人の行動の典型例である「携帯電話を肌身離さず持ち歩き、ロックをかける」をしていましたので、今使っている携帯電話の中身はなかなか見られませんでした。

そこで子供たちが目につけたのは、前に使っていた携帯電話です。
以前使っていた携帯電話は、元夫の机の引き出しに入れっぱなしでした。

ロックがかかっていましたが、すぐに外れたようで、中身は見放題だったようです。

メールの送受信履歴で女の名前を割り出し、アドレス帳から女の情報をゲットしました。

他にも、女と利用したと思われるホテルのポイントカードのコピーがとってありました。
なんと3枚もあり、利用した日付もばっちり入っていてびっくりしました。

私はかなりショックでめまいがしましたが「こんなものでふらふらしていたら、決定的な証拠はつかめないよ」と子供たちに言われてしまいました。

娘が激怒

女の住所が元夫の会社の近くだったので、私も子供たちも、不倫相手は会社の同僚ではないかと思っていました。

ですが、娘が何か思いついたように、携帯電話のネットの履歴を見始め、激怒しました。
ネットの履歴には、出会い系サイトの履歴がびっしり!

不倫相手とは出会い系サイトで出会っていたのです。

息子も激怒し「こんな奴らは徹底的に痛めつけてやれ!」と探偵を雇うように言いました。

探偵に依頼するのは抵抗があった

子どもたちには、探偵に頼んで証拠をつかんで痛めつけろ!と言われましたが、探偵に依頼するのには抵抗がありました。

探偵なんて、どんな人がやっているかもよくわかりませんし、とても値段が高いと聞きます。
どこに頼めばいいのかもよくわかりません。

「料金が…」と私がおろおろしていると、また娘が「そんなものはふんだくった慰謝料の中から払えばいい」と言いましたので、やってみることにしました。

探偵は子供たちがインターネットで調べて、ここなら大丈夫そうだという所を探してくれました。

探し方については子供たちに任せきりでしたので、体験談として書けず申し訳ありません。

親切に相談に乗っていただけた

探偵には、娘と二人で行きました。

初めは怖い感じの人が出てきたらどうしようかと、緊張していましたが、男性の探偵さんがとても親切に話を聞いてくださいました。

証拠は欲しいけれど、できるだけ調査費用を抑えてほしいことをお願いすると
「ピンポイントで会う日が分かれば料金は抑えられますよ」と教えてくださいました。

今までの行動調査で、元夫は金曜日の会社帰りと日曜日に不倫相手に会っていることが分かっていましたので、それを探偵さんに伝えると、その日に調査してもらえることになりました。

日曜日は丸一日かけて二人で遠方まで出かけることが多く、調査費も高くついてしまうので、金曜日の会社帰りのみを3週間にわたって調査してもらうことにしました。

見積もりは調査員3人、調査日3日間、諸経費込みで約50万円で、追加料金は原則としてなし(許可を得て追加調査をした場合に発生)ということでした。

それに加え、女の職場も調べてもらうことにしたので、最終的な見積もりは60万円くらいだったと思います。

100万以上かかると思っていたので、少し安心したのを覚えています。

探偵さんからは、できればご家族で調査していただきたいことがある、と2つのことを教えていただきました。

今回、不倫相手と元夫は出会い系サイトで出会っていますので、不倫相手は元夫が既婚者と知らない可能性がありました。

ですので、不倫相手は元夫が既婚者だと知っているようなメールなどがあればとっておいてほしい、と言われました。

共通の知人や同僚の場合は、そんなことをしなくていいのですが、出会い系サイトなんかを使うものですから、余計な手間が増えるのです。

これは子供たちが元夫の携帯電話のメールを調べて、私のことを二人でバカにしているような内容があったため、それをメモリーカードに移して保管しました。

2点目に、不倫している人の決まり文句で「夫婦関係は破たんしていた」という方が多いようで、一緒に出掛けた記録などを取っておいてほしいと言われました。

元夫は、息子の部活の行事を見に行くのが好きで、それには夫婦で参加していましたので、分かる限り行事の日付を過去のものからピックアップしました。

他に探偵さんから言われたのは、探偵に依頼したことを本人や周りの人に言わないでほしいということでした。

何らかの形で不倫調査をしていることが元夫本人に伝わってしまうと、警戒心が強くなって不倫相手と会わなくなってしまったり、会っている間も周りを警戒しているので、たとえプロの探偵さんとはいえ写真や映像が取りづらくなるそうです。

こちらが疑いの姿勢を見せなければ、好き放題にする人が多いようなので、できるだけ不倫を疑っていることがばれないようにするように言われました。

1か月後、報告書が出来あがる

探偵さんに依頼してから1か月後に報告書が出来上がりました。

調査中も探偵さんと連絡を取っていて、証拠をつかめたことや女の職場を突き止めたことなどもわかっていましたが、実際に報告書を見ると手が震えてしまいました。

ラブホテルに出入りする写真は覚悟していましたが、車の中で行為に及んでいる写真までばっちり撮れていました。

夜の暗い中なのに、顔もばっちり写っていていったいどうやってとったのか聞きたかったくらいです。

鮮明な写真に驚くとともに、涙まで出てきて、なんだか情けなかったです。

女の正体は40代の水商売でした。

探偵さんから、水商売の人は慰謝料を払わなかった際に給料差し押えをしようとしても、お店が協力してくれなかったり、別のお店に逃げてしまったりするので、銀行口座の調査も提案されましたが、それは示談で決着がつかなかったときにお願いすることにしました。

報告書は自宅へ持って帰ると元夫が見つけてしまう可能性がありましたので、私の実家に預かってもらうことにしましたが、娘と息子から絶対に見せるように言われていたのでコピーを取ってもらいました。

元夫や不倫相手が報告書を台無しにしてしまった際にそなえて、再発行していただけるか聞いたら、問題ないとのことでした。

行為中の写真がばっちり写っていましたので、子供たちに見せるのは気が引けましたが、二人とも「過激な写真が出てくるのは覚悟しているからいい」と言いましたので、見せることにしたのです。

報告書を見た子供たち

自宅に帰り、方向書のコピーを子供たちに見せました。
「ショックな写真もあるから、覚悟してみてね。」と前置きもしました。

報告書を見た息子は怒りで震え、娘は覚悟していたとはいえ精神的に来てしまったようで(特に行為中の写真)、トイレに駆け込み吐き続けていました。

そして、娘が特に怒っていたのは「おじいちゃんが買ってくれた車の中で行為に及ぶなんて許せない!」ということでした。

普段は元夫が使っていて、不倫相手と行為に及んでいた車は、私の父が大半のお金を出して購入した車だったのです。
娘に言われてはっとして、私も怒りで震えました。

元夫と不倫相手に慰謝料請求

証拠や必要な情報がそろいましたので、元夫と不倫相手に慰謝料請求をすることにしました。

元夫に先に話を始めると、不倫相手にばれたことを話して、不倫相手が逃げてしまう可能性があったので、まずは不倫相手へ内容証明を送ることにしました。

内容証明は自分で送ることもできるようでしたが、弁護士さんに依頼することにしました。

自分で送った際の内容が適切かどうかもわかりませんでしたし、不倫目的で出会い系サイトを利用するような女は一筋縄ではいかないと思ったからです。

自分で内容証明を送ると、不倫相手とも直接交渉する必要がありますので、正気でいられる気がしませんでしたし、子供たちが「そんな女を見たら間違いなく殴ってボコボコにする」と言いましたので、こちらが逆に訴えられるのをさける手段でもありました。

弁護士さんは探偵事務所から紹介していただいた女性の方です。

最終的に200~300万取れればいいかと思ったので、弁護士さんと話し合い、慰謝料500万円で内容証明を作成してもらいました。

女へ内容証明が届く日はわかっており、内容証明が届いたら不倫相手の女は必ず元夫に連絡するだろうと思っていましたので、こちらは子供たちとともに報告書を持って、元夫の帰りを待っていました。

激怒して帰宅した元夫

案の定、不倫相手から元夫に連絡が入ったようで、元夫は激怒して帰宅しました。

帰宅した途端「A子さん(不倫相手)に500万円も慰謝料を請求したようだがどういうことだ!」と言いはじめましたので、「あなたと不倫しているから当然のことをしたまで」と言い返しました。

元夫は

  • 不倫相手とは単なる友達である
  • 最近彼女が悩んでいたから相談に乗っていただけ
  • 不倫などは一切していない

などと、嘘を並べはじめました。

そこで娘が激怒し、不倫の報告書のコピーをたたきつけ「これでもそんなことが言えるの?」と元夫に詰め寄りました。

報告書を見た途端、元夫は真っ青になり黙ってしまいました。

私は、子供たちと話し合った慰謝料の金額、1000万円を請求しました。
元夫には不動産収入があり(とはいっても大した額ではありませんが)それくらい貯金があることは分かっていたからです。

元夫は高すぎる、誰が払うもんかと喚いていましたが、その態度に息子が激怒し「この条件が飲めないなら、家を出た後お前には一切会わない。葬式にも出てやらない。金輪際一切連絡するな」と言いました。

娘も追い打ちをかけるように「ケチをつけるならこの報告書をコピーして、近所や知っている人や会社にばらまく」と言いました(これは完全に脅迫ですね。言わない方がいいと思います)

子どもたちの態度にやられたようで(特に娘の報告書コピーが怖かったんじゃないでしょうか)夫は1000万円を払うことを承諾しました。

一括で銀行振り込みで1か月以内に私の口座に支払うと紙に書かせ、指紋を押させました。

また、8か月にわたり不倫相手と不倫をしていたということも紙に書かせました。

意外と素直に応じた不倫相手

私は、不倫相手は必ず内容証明を無視するだろうと思っていて、最終的には裁判になるだろうと思っていましたが、意外にも素直に弁護士とコンタクトをとったようです。

どれくらい元夫に本気だったのかは知りませんが、こちらは離婚に向けて動いていると元夫が言ったようで、お金さえ払えば元夫と結婚できると思ったのかもしれませんね。

ただし、500万円は払えないということでした。

私も初めから500万円も取れるとは思っていませんでしたので、弁護士さんと話し合ってもらい、最終的に250万円で落ち着きました。

人によっては、この話し合いに直接参加する方もいらっしゃるかもしれませんが、私は不倫相手の顔など見たくもありませんでしたので、すべて弁護士さんに一任しました。

女からも一括で慰謝料を払ってもらい、不倫騒動の決着はつきました。

裁判などに持ち越されていたら、元夫が慰謝料を1000万円も支払っていたので、女の負担額はもっと少なくなっていたかもしれません。

示談で済んだのは不幸中の幸いでした。

不倫調査などにかかった費用の総額

不倫調査に使った探偵代、弁護士さんの着手金や成功報酬などすべて含めて140万円くらいでした。

元夫への慰謝料請求は、自分でやりましたので弁護士さんへの成功報酬はかかっていません。

確かに高い出費でしたが、元夫や不倫相手から慰謝料を取って制裁を与えられましたし、費用は女からの慰謝料からだけで十分賄えましたので、後悔していません。

離婚条件でも揉めた

元夫は1000万円の慰謝料を支払ったため、自分勝手な主張をし始めました。

財産分与はなし(今ある財産はすべて元夫のものと主張)、年金分割もなし、子供たちの学費もすべて私が払えと言ってきました。

それを聞いて、再び娘が不倫報告書をばらまくと言っていましたが、それをすると今度は娘が悪者になってしまいますので、娘を説得し、離婚についても依頼していた弁護士さんに引き続き依頼することにしました。

(報告書をばらまくことはしませんでしたが、娘が近所の人や知人に不倫をばらしていたので、元夫は白い目で見られるようになっていました。息子も部活仲間や顧問の先生に元夫の不倫をばらしてしまったので、元夫は息子の部活に顔を出せなくなりました)

結局話し合いでは話がつかず、調停をしましたが、その際にも不倫をしたのが直接の離婚の原因であり、不倫を証明できる報告書があったことで私の言い分が通りやすかったような気がします。

やはり証拠があると強いと思いました。

財産はすべて半分、年金分割も半分、大学や高校の施設費、学費もすべて半分、子供たちの親権は私が持つものということで話がつきました。

夫は子供との月1の面会を主張しましたが、子供たちが嫌がったため、叶いませんでした。

現在の様子

私も子供たちも、あれから元夫とは一度も会っておりません。

現在娘は社会人、息子は大学生です。
私は相変わらずパートのままですが、娘もお金を入れてくれますし、息子は奨学金を利用したりしていますので、お金の苦労はありません。

子どもたちには、元夫から何回かコンタクトがあったようですが、二人とも完全無視で、娘は嫌がって携帯電話の番号を変えてしまいました。

離婚した時はいろいろと不安もありましたが、今は平穏な毎日を送っています。
あの時、子供たちが背中を押してくれて本当に良かったです。

信用できる探偵社はこちら
☟☟☟☟☟

厳選!安心して相談できる探偵ランキング